にしのわ様の取り組み「私の人生ノート」のご紹介

このたび、西東京市在宅療養連携支援センター「にしのわ」様へご挨拶に伺い、地域に根ざした多職種連携や、在宅療養を支えるさまざまな取り組みについてお話を伺う機会をいただきました。

その中でも特に印象的だったのが、「私の人生ノート」という取り組みです。

「私の人生ノート」は、ご自身のこれまでの歩みや、大切にしてきたこと、今後の希望、医療や介護に関する思いなどを自由に記すことができるノートです。病気や高齢により意思を伝えることが難しくなった時でも、ご本人の想いを周囲の人々と共有し、尊重した支援を行うための大切な手がかりとなります。

にしのわ様では、このノートを通じて、在宅療養を支えるご本人・ご家族・医療介護関係者が、対話を深め、より良いケアに繋げていけるような支援を行っておられます。

当院でも、患者様の想いを尊重した医療を目指しており、「私の人生ノート」の考え方に深く共感し皆で共有いたしました。今後、皆さまの人生に寄り添った診療を提供できるよう、地域の取り組みに学び、連携を深めてまいります。