
訪問診療について

通院が難しい患者様を対象に、医師がご自宅に訪問して診療を行い、必要に応じて症状に合った治療やケアを提供します。
訪問診療の対応エリアはクリニックを中心に半径16km圏内です。
対象者
- 通院が困難な患者様(高齢者、要介護者など)
- ご自宅での緩和ケアをご希望の方
- 退院後の自宅療養中の方
- 医師が訪問診療の必要性を判断した方

訪問診療とは

定期的な訪問診療を通じて患者様の治療・健康のサポートを行います。
診療計画に基づいたケアを行い、緊急時の体調不良などは24時間365日対応いたします。
訪問診療の特長
- 定期的な診療で健康を管理(月2回程度)
- 診療計画に基づいた計画的な治療
- 24時間365日対応
※月の訪問回数は患者様の状態に応じて異なります。
初診までの流れ
FLOW

外来診療について
外来診療では、通院可能な患者様を対象に、一般内科を中心とした診療を行っています。また精神科医師の外来もございます。
予約を推奨し、待ち時間を最小限に抑えたスムーズな診療を提供します。

外来診療の特長
- 予約を推奨
スムーズで待ち時間の少ない診療を実現。 - 一般内科、精神科を中心とした診療
風邪や体調不良などの急性疾患、高血圧や糖尿病などの慢性疾患の管理、生活習慣病の治療や予防に対応しています。 - 丁寧で親身な医療
一人ひとりの症状に合わせた適切な治療を提供。
訪問診療の費用について
当院の訪問診療は、医療保険が適用されます。
費用は保険の負担割合や診療内容によって異なります。
以下は標準的な費用の目安です。
標準的な費用の目安(医療保険適用時)
対象 | 負担割合 | 標準負担月額 (月2回訪問の場合) | 負担上限月額 |
高齢者 | 1割 | 約6,630円 | 18,000円 |
2割 | 約13,270円 | 所得による | |
3割 | 約19,900円 | 所得による | |
一般 | 3割 | 約19,900円 | 高額医療費制度による返還 |
追加の費用について

- 臨時往診・処置・検査等の加算
診療内容に応じて、上記金額に加算される場合があります。 - 薬剤費
当院は院外処方を採用しており、薬剤費は別途必要となります。 - 各種書類作成費用
診断書などの書類作成には、別途費用が発生する場合があります。 - 介護保険適用時の費用
居宅療養管理指導料(1割負担:約590円)や交通費が別途発生する場合があります。
処方箋について
当院では、診療後に必要に応じて処方箋を発行しております。
院外処方を採用しており、処方箋を地域の薬局にお持ちいただくことでお薬を受け取ることが可能です。

訪問診療の場合の薬剤対応
訪問診療をご利用の患者様には、地域の訪問薬局を通じてお薬をお届けするサービスもご利用いただけます(別途費用が発生します)。
お薬代や配達費用については、薬局とのご相談となりますが、目安として1割負担の場合、1回の配達で700円前後です。
お薬代は診療費とは別に発生いたします。
また、詳細な費用や対応可能な薬局については、診療時にご説明させていただきますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

主な診療内容
当院では、一般内科を中心に、急性疾患や慢性疾患、生活習慣病など、患者様一人ひとりの症状に合わせた診療を行っています。
以下に、主な症状例と対応内容をご紹介します。
急性疾患の診療

風邪やインフルエンザ、胃腸炎など、急な体調不良時の診療を行っています。
症状に合わせた適切な治療を提供します。
症状の一例
- 発熱咳、喉の痛み
- 頭痛、関節痛
- 嘔吐、下痢
- 鼻水や鼻づまり
慢性疾患の管理

高血圧や糖尿病などの慢性疾患の治療や、定期的な健康管理を行います。
長期的な視点で患者様の健康を支えます。
症状の一例
- 血圧の異常
- 血糖値のコントロール
- 不良動悸、息切れ
- むくみ、疲れやすさ
生活習慣病の予防・管理

高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の予防や治療を行い、患者様の健康的な生活をサポートします。
症状の一例
- 健康診断での異常指摘
- 血糖値やコレステロール値の異常
- 体重の増減、肥満
- 運動不足や喫煙の習慣
感染症の診療

インフルエンザや胃腸炎など、一般的な感染症の診療を行っています。
また、感染予防に関するご相談にも対応します。
症状の一例
- 高熱
- 咳、鼻水
- 倦怠感
- 胃腸の不調
生活全般を支える診療

高齢者の方の健康を支えるため、認知症ケアや慢性疾患の総合的な管理も行っています。患者様の生活の質(QOL)向上を目指します。
症状の一例
- 記憶力や認知機能の低下
- 足腰の筋力低下、転倒
- 食欲不振、栄養状態の悪化