お盆に帰省したら確認したい、実家の親の変化と在宅医療への相談タイミング

2026年のお盆は8月13日(木)から16日(日)です。実家に帰省してご両親と顔を合わせるこの時期は、実は離れて暮らす家族が「親の変化」に気づく貴重な機会でもあります。今回は、帰省中に確認しておきたいポイントと、気になる変化があったときの相談先についてご紹介します。

お盆の帰省が「気づきのタイミング」になる理由

ある損害保険会社の調査では、帰省時に親と話したいことの1位は「親の健康」で31.2%を占めたと報告されています。また、実際に帰省時に親の衰えや違和感を感じた人は7割以上にのぼるとされ、久しぶりに会うからこそ気づける変化があることがうかがえます。実際、お盆明けは老人ホームへの問い合わせが増える傾向にあるとも報じられており、帰省をきっかけに家族の状況を見直す方が多いようです。

帰省中にチェックしたい変化のポイント

調査では、気になった変化として「歩行・運動機能」の違和感を挙げた人が68%と最も多く、「記憶・認知機能」の変化を挙げた人も半数を超えています。具体的には、歩き方がゆっくりになった、階段や段差での動きに不安がある、同じ話を繰り返す、約束や物の置き場所を忘れやすくなった、といった変化が挙げられます。冷蔵庫の中身や薬の飲み残しの様子も、暮らしぶりを知る手がかりになります。

気になる変化があったときの相談先

「病院に連れて行くほどではないかもしれない」と迷う場合でも、まずは相談してみることをおすすめします。地域包括支援センターでは介護保険の申請や生活面の相談ができますし、通院が負担になってきている場合は、訪問診療という選択肢もあります。ご本人が住み慣れた自宅で医師の診察を受けられるため、通院の負担を減らしながら継続的に健康状態を見てもらえます。まずは今の状況を伝え、必要な支援を一緒に考えてもらうところから始められます。

家族間の役割分担を話し合っておく

お盆はデイサービスなどの介護サービスが休みになることも多く、普段の生活リズムが変わりやすい時期です。帰省した家族と、普段から介護を担っている家族とでは「休みたい」という気持ちの温度差が生まれることもあります。今後の通院や日常のサポートを誰がどのように担っていくか、この機会に家族で話し合っておくと、お盆が終わったあとの生活もスムーズになります。

まとめ

お盆の帰省は、離れて暮らすご家族の変化に気づける貴重な機会です。歩行や記憶の変化など気になる点があれば、一人で抱え込まず、地域包括支援センターや訪問診療などの専門家に相談してみましょう。ご家族での話し合いも、今後の在宅療養を支える大切な一歩になります。

(本記事は公開情報をもとに作成した一般的な解説です。個別の状況については、地域包括支援センターや医療機関へ直接ご相談ください。)